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■モノレール延伸中止を!!(2007年12月)

 緑区に住んでいると実生活には無縁のモノレールだが、千葉市の財政ひっ迫の中でも延伸に向けて着々と進行し巨額の税金をつぎ込もうとしている現実は、看過してはならない大問題だ。
 モノレールの営業により恩恵を受けたかつての辺境の地の市民の事を考えると、去年清算したばかりの200数十億円の累積赤字のことについては(当初計画のずさんさや無責任経営体制など言いたいことは山ほどあるが)この際目をつぶるとしても、いま計画されている延伸1.7qに、約170億円の税金がつぎ込まれていることを納得できる市民は少ない。
 この区間には既存の路線バスもドル箱路線として運行しているので、バス会社に対しても補償金を払わざるを得ないだろう。既路線で24億円の補償金を支払っている実績もあり、そうまでして市民が必要としているか?誰がなぜ延伸計画に固執しているか焙り出せば、自ずと地下に張り巡らされている利権構造に繋がっていく構図が影絵のように見えてくる。
 千葉市には、本件に限らず千葉駅西口開発など昭和から引きずっている大型公共事業が残されている。次世代に引き継いではいけない負の遺産に、勇気をもって決別する事を鶴岡市長に強くお勧めしたい。
 一旦決めたら変更できない公共事業の弊害が全国に散らばっており、その尻拭いは全てサイレントマジョリティの市民に。わが千葉市も残念ながら例外ではなさそうだ。ひっ迫した市財政を真剣に見つめなおすならば、絆創膏を顔に切ったり貼ったりするその場凌ぎの計画変更ではなく、市民の英知を結集して原点に戻った見直しに取り組むことが喫緊の課題であると申し上げたい。否ということになれば、来年の市長選挙では市民の思いを実行してくれる新市長に市政を託するという事になるんでしょうかね・・・。