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ネットの描くまちづくり2011 柏プラネット工場見学
2009/4/30

保存樹木見学
2009/4/3

活動計画2009
2009/3/2
保存樹木見学
2008/5/27
千葉市の緑についての勉強会
2008/4/9
東部産業見学
2008/2/1
アグリガイア見学
2008/1/22

街路樹ウォッチング
2007/11/22

プロジェクトの2つのテーマ

循環型社会づくり
1.守り人を増やして、緑を危機から救おう!
2.徹底した分別・資源化でごみを減らす!



柏プラネット工場見学 4月30日

千葉市は、「挑戦!焼却ごみ1/3削減」として、年間の焼却ごみの1/3にあたる10万トンを削減し、市内に3つある清掃工場を1つ減らして2清掃工場体制の実現を目指しています。現在、ビン、缶、ペットボトル、古紙・布類などの分別収集に加え、雑紙を分別する呼びかけに力を入れているようです。そして平成22年からは、プラスチック製容器包装の分別収集を行うことを予定しています。
そこで既にプラスチック製容器包装の分別収集を平成7年から行っている柏市の現状を視察してきました。
詳しい報告です。



保存樹木の見学 4月3日
    

              


        

星久喜・矢作辺り



活動計画2009
*保存樹林・保存樹木マップ作り
・中央区のマップ作りに取り組む。
  1年間かけて保存樹林・保存樹木を見て回り、マップづくりのための資料を集める。
*その他プラスチック製容器包装の分別収集に向けてのモニター調査実施

・ネット独自でモニター調査を実施し、分別の問題点を把握し市への提案を検討する。
  予備調査をプロジェクトで実施。各区からモニター参加者募集。
  5月頃までに結果を分析。柏の「柏プラネット」など「その他プラ」の処理施設見学

「保存樹木見学」
 保存樹木
今日は「みどりの保全を考える」から、千葉市が条例で指定している「保存樹木」を見学。一定の要件を満たす樹木について、土地所有者と市が協定を結んで、貴重な樹木を守る制度です。現在市内で637本指定されています。この他、一定の要件を満たす樹林地について、都市環境の保全や美観風致の維持を目的に、土地所有者と市が協定を結んで、緑を守る制度として「保存樹林」があります。こちらの方は市内約300か所あります。
保存樹木 
 まずは身近なところで、中央区大巌寺町付近へ。大巌寺境内には「クス」と「ケヤキ」、その他は個人のお宅なので、外から見るだけ。ご在宅ならお話を伺えたら、と思ったのですが、お留守が多くかないませんでした。それでも保存樹木を示す千葉市の看板があり、おおむね該当の樹木を見つけることができました。
保存樹木 この制度、所有者の方にとって、特に税の軽減措置などはないようですので、いつまで保存されるのか少し不安、と思っていたのですが、尋ねてみると、これら大木のそばには小さな祠が置かれていたりして、今までとても大切に守ってこられた様子がうかがえました。人々と共に生き続けてきた木の歴史に思いをはせました。
 しかし開発の波が押し寄せていることも確か。樹齢の高いのものもあるでしょう。現代の都合で失うことがないよう、守っていってほしい。行政の出番もあるのでは、と思います。




千葉市の緑についての勉強会
 
4月9日、千葉市都市局公園緑地部緑政課の方に、
千葉市の公園・緑・保全の施策などについて説明を受けました。  



 東部産業見学(成田市・剪定枝チップ化堆肥化)
        
 千葉市より剪定枝の処理(堆肥化・チップ化・マルチング)の実証事業を委託された東部産業(成田)を見学。           すでに同等品の堆肥の一部は納入され、緑と花のエコリーダーさんたちが使用しているとのこと。 チップのマルチングは昭和の森内で行われる。                                 
参加された方からは「安価で品質の良い堆肥を如何にして入手するかが美味しい野菜作りをする上でのポイント。
市のゴミ焼却工場削減政策は雑紙及び庭等の剪定枝の資源化に掛かっている事。若葉区や緑区には空地と緑が多い。
東部産業のような施設を作りリサイクル産業を育成し、出来た製品を安価で市民に供給する事は一挙両得の施策
堆肥作りの行程が長いのがコスト高の要因で、醗酵の促進対策が必要。又は積み場の多重化が出来ないか」
といった感想が寄せられました。
                                 
といっても堆肥の使用には手間がかかり、東部産業でも、堆肥は農地にすきこむサービスまで請け負って、
ようやく利用者もあるとのこと。なかなか道遠し。
                              
 

アグリガイア見学(佐倉市・コンビニ弁当の飼料化施設
                     
1月22日、佐倉市・八街市にある(株)アグリガイアシステムの工場を見学させていただいた。
生ごみから飼料へ
アグリガイアでは食品廃棄物を回収し、飼料化・堆肥化する食品リサイクルシステムを
構築している。コンビニのお弁当などは「品質管理」のため、陳列後16時間で廃棄処分となるとのこと。
大量の廃棄物となるが、2001年の食品リサイクル法では、年間100トン以上の食品廃棄物を発生する食品関連業者は、再生利用等に取り組むことが求められた。アグリガイアでは2003年に堆肥化センターを稼動させ、
セブンイレブンとの取り組みを始めている。そして昨年6月には飼料化センターも稼動を始めた。

現在は、東京23区の約1000店舗のセブンイレブンからの食品廃棄物を、5℃に保った冷蔵車で回収し、飼料化センターに運び込んでいる。そこで食品と容器を分別し、また食品も種類によって分別し、適した用途へ利用できるようにする。(高タンパク飼料はトリ、低タンパクは豚、など)ほとんどが機械による分別だが、どうしても取りきれないものは手作業による分別が行われている。
工場内ラインにはかなりな人手が必要なようだ(雇用の創出にも!?)。また飼料化に適さないものは、堆肥化センターへ運ばれ堆肥化、または飼料化センター内のメタン発酵装置でガス化し、工場内の補助燃料となっている。これらの工程はほぼ16時間でこなされるとのこと。処理能力は日量255トンというが、またまだフル稼働とはなっていない。

これいいのかな・・・?
工場はまだできたばかり。新しく清潔で「廃棄物処理」という感じはほとんどしない。
ただ参加者全員が驚きの声をあげたのが、回収されてきた食品の山。
1月22日に見学したのだが、1月22日の日付のものもあり、「もったいない」の一言。品質管理はもちろん第1に大切。
店舗を品切れに状態にしない、という前提があるため、これだけの大量な廃棄となってしまうのだろう。
ともかくは、ただただごみとして捨てる、ということは避けられるが、本当の目的地はそこではないだろう。私たちは一体何を目指すのか?方向を見誤ってはならない。
 
街路樹ウォッチング(中央区事務所付近)
  「近場の緑」として、街路樹を見て歩きました。 (11月22日)  
  中央区事務所の活動に参加しました。千葉市には「街路樹マップ」もあります。
  千葉市内には、毎年地域の街路樹調査をして、 生育状況をチェックしているグループもあります。街路樹として地域性にマッチしているか、管理状況はどうか、状況の極端に悪いものはないか、地域にどんな効果をもたらしているのか、などなど、街路樹にもいろいろな課題があるようです。

                 
                                     

循環型社会の2つのテーマ

循環型PJでは、今期2つのテーマをもって活動しています。

@ 「緑を守ろう、育てよう」
千葉市には開発された都市部とともに、まだ豊かな自然も残されています。
30年先、50年先、100年先の千葉市の緑を、どう考えればいいのでしょうか。
現在の緑の保全の施策で充分でしょうか。問題点・課題の洗い出しを行い、
これからの千葉市の緑の在り方を総合的に考える提案をしていきたいと思っています。
市民ネットワークとして、「緑関連」の条例作りに向けて検討を始めようとしていますが、
その動きとも連動していきます。

A 「これからのごみ処理」について
「雑紙」など紙類の分別のしやすさを考えていくことや、
これから千葉市にしっかりと取り組んでほしい「生ごみ」「その他プラ」について、
先進事例などを学びながら、実施に向けてのよりよい施策提案ができるような活動をしていきます。