市民ネットワーク「まちづくり通信」

9月議会報告

9月9日から10月5日まで第3回千葉市議会定例会が開かれ、一般質問を行いました。また、会期中にモノレール株式会社の再建策が示され、総合交通ビジョンも持たないままに延伸ありきの姿勢が示されたことを「いささか強引」であると指摘しました。

福谷章子10月17日合同議会報告会での福谷章子

福谷章子の一般質問

歩いて暮らせる公共交通網の整備について
産業廃棄物処理計画について
精神保健福祉について
特別支援教育について
青少年育成の指針について
鎌取駅周辺の放置自転車対策について
緑区の保育所の現状について

ちょっと待った!その税金の使い方

#モノレールの延伸 あなたは納得していますか?

急浮上した、青葉病院までのモノレールの延伸。2qで約200億円の整備費です。ところが、これだけではすまないのがモノレール。平成16年度の千葉市の税負担は7億9千万円で、今や財政赤字は199億円です。

さらに、100円の収入を得るためにかかる経費は124円。つまり、30億円の運輸収入を得ている現在、7億2千万円ずつ赤字が発生し、今後も第3セクターの赤字は必然的に私たちの税金投入によって補填され続けます。  

市民の「生活の足」を確保するために、公共交通にある程度の税負担をすることは必要でしょう。その負担のあり方には市民の納得と合意をしっかり得る必要があると考えます。特にモノレールの恩恵を受けない市民も税負担を公平にするわけですから、モノレールが延伸することによって千葉市全体の市民の生活の足がどのように便利になるのか、まずビジョンを示しての説明が必要です。

一般質問より

#小山町の産廃最終処分場問題のその後
コメント

小山町の事例を繰り返さないためにも、現在検討中の「千葉市産業廃棄物処理指導計画」原案に「処分場の立地にあたっては、水循環、生態系などの環境保護の視点からその適地性に配慮すること」を明記することを強く求めます。また、出てきた廃棄物の対策ではなく廃棄物の発生を予防する政策を重視し、排出された廃棄物の処理対策という国の政策の抜本的な見直しを千葉市から国に提言することを求めます。

#鎌取駅周辺の放置自転車対策
コメント

まもなく、整備に関する国のガイドラインが示されます。それまでに利用者を含めた地域関係者との意見交換の機会を設けるなど、早急な準備を進めることを求めます。

#緊急時の子育て
コメント

お母さんたちが抱いている不安感が理解されていないと感じます。仲間内のサークルでできることと、公的なサービスでなければできない事業とを峻別し、緊急時のための一時保育や、いざという時に直ちに相談できる体制は、千葉市が整えるべきです。

一般質問の詳細については会派ホームページ または緑区事務所(Tel:293-8011)にお問い合わせ下さい

福谷章子の子どもの立場で考えよう!

#子どもが大人に甘えるとき

青少年育成委員会の研修会で、カウンセラーの冨田富士也さんのお話を聞きました。

「人に甘えるのは勇気がいる、信じていなければ甘えられない」のだそうです。子どもは人に甘えなければ生きていけない存在です。子どもたちはさまざまな方法で大人に甘えます。時には「反発」という形でしか表現できないこともあります。しかし、じっと観察してみるとやみくもに甘えているわけでも無さそうです。大人の様子をうかがい、余裕がありそうな時を見計らって甘えているようです。勇気を振り絞って甘えた時、私たち大人はしっかり受け止めているかな・・・、と自らを省み少し胸が痛みました。邪険に聞き流したこともあったなあと。
大人がその手、その歩みを止めるタイミングを彼らは待っています。「お父さん聞いて、先生ちょっと休んで聞いてよ・・・私のこと気がついて!」と、息を潜めている子どもたち。
本当は子どもって、いっぱい甘え、いっぱい失敗し、いっぱい大人から教えられて生きていきたいのに、そうは言えないのです。「今時の子は・・・!」と心を痛めるのは、いつの世の大人も同じ。まず、ゆったりと子どもたちに微笑みかけてみませんか。

市政を語る会のお知らせ
日時 11月2日(水) 10:00〜
場所 あすみが丘プラザ 会議室2

子育てママの話を聞く会

#保育園問題

福谷章子子育てママたちとベビーと福谷章子 みどり事務所にて

緑区の子育て事情は他地域に比べてちょっと特殊かもしれません。なかでもおゆみ野は、少子化が懸念されているご時世はどこ吹く風のベビーラッシュ。午前中の公園は若いママさんとベビー達の一大社交場です。ご近所の保育園からは外遊びの園児達の元気な声が聞こえてきます。

さてその保育園が今回の「子育てママの話を聞く会」の話題の中心。おゆみ野の保育園はどこも満杯で、3箇所の入園待機児童数をあわせると80名を超えるそうです。そのうえ保育園には一時保育や地域開放などの役割も課せられています。

さりながら子育てママ達にだってそれぞれの事情というものがあります。そんなこんなの現状を福谷代理人にレクチャーし、千葉市議会に届けていただこうということで2日間、のべ20組のママ&ベビーが集まり、子育て当事者の切実な話の数々が問題提起されました。

そして参加者の中から子連れで議会傍聴という快挙(暴挙?)を成し遂げました。お役所まかせにしない「次世代育成」が少しずつ根付いてきているようで心強い限りです。(MM)

地区フォーラム

千葉市では平成16年、17年度の2年間を地域福祉計画の策定期間として設け、18年度からの5カ年計画へと着実に推進する予定になっています。この策定に今回地域福祉計画策定委員として関わってきました。

地域福祉とは地域住民の主体的な参加が大前提となります。そこで千葉市では6区をそれぞれ4つの地区に分けて、地区ごとに公募を含む委員を募集し、平成16年4月より地区フォーラムを開催してきました。まず支援を必要とする人の生活上の課題を挙げ、それに対する福祉サービスを検討し、自助、共助、公助の視点から解決策を挙げていきます。地区フォーラムでの検討結果をもとに作業部会で計画の素案(注)を検討してきました。

この計画の基本理念は「区民一人一人が手を結びあい、心あたたまる地域の活性化をめざし町を創造していく」 それは、
◇明るい社会を築いてきた高齢者のために
◇未来の子どもたちのために
◇障害者(児)が希望を持って地域に生き、働けるために
この理念をもとに緑区地域福祉計画の2次素案が完成し10月1日(土)に第2回合同フォーラムで報告しています。その際に「緑区のバス路線の不便さの解消」、「青少年の居場所も考えて」、「民間の施設をもっとアピールして」など貴重なご意見をいただきまし た。(田宮)

(注)素案について
■千葉市では今回の素案の公開とパブリックコメントとして 皆様のご意見を受け付けます。
時  期:12月中旬頃の予定
設置場所:千葉市ホームページ、緑区役所、図書館(緑、土気)中央コミュニティセンター市政情報室

食の語り部 ばあばのひとり言

1歳半を過ぎたのんちゃんは、動きが活発になり目が離せません。歯も上下4本ずつ生えて、奥のほうの歯ぐきも随分固くなってきました。

顎や歯が発達しているこの頃は、前歯で噛み切り奥歯ですりつぶす作業が出来るように、食べものを大きめに切り食べさせます。一口で食べられる大きさのものや、やわらかいものばかり与えると前歯で噛み切ることが出来なくなるそうです。

『食品とくらしの安全』の本におしゃぶりが原因で歯列不正になる子がいるという記事が載っていました。上下の歯がかみ合わず食べものが噛めない子、左右にずれて交叉咬合してしまう子、顎関節症になることもあるそうです。おしゃぶりは1歳位で卒業したほうが良いようです。ばーばは『8020運動』(80歳で20本の歯を残す)に向かってせっせと歯磨きをしています。(のんちゃんのばあば)

ネットを支える「カンパとボランティア」

・・私とボランティア・・

みなさんは「ボランティア」をしたことがありますか?定義より大切なことは自主的であったか、主体的に取り組んだかなのだと思います。自治会やPTAの役員、同窓会の幹事、病院や福祉施設での介護、町内会のゴミ拾い等。きっかけは?「順番だから仕方なく」「とりあえず、社会人としてのたしなみで」それとも「やりがいを感じて」「社会勉強になるし友達も増えて楽しいから」でしょうか。

私は「社会参加」と「自己実現」の一つの方法として地域や学校で役員のボランティアをしていますが、最も大変だと感じるのはボランティア同士の複雑な人間関係です。自主的な活動とはいっても他者がどう思おうと自己満足でいいというのではないし、周囲の人とのコミュニケーションや協調も大切なことです。

やりたくもないことを強制的にやらされることほど、そこに関わる人達にとって不幸な事はありませんから、そこには必ず「自分の意志」が必要です。だからこそ逆に、強い意志同士のぶつかり合いが生じた時には悩むのですが、そのぶつかり合いは活動をより良いものにするために必要なことなのだと思います。当然、自分自身の成長のためにも必要でしょう。

自分の感情の中の他者を思う気持ちを素直に行動にうつすことができる、そんな瞬間が一人でも多くの人に訪れるといいなと思っています。(石井 結花)

#お知らせ

お待たせしました企画!  ママのおひざでクリスマスコンサート

前回のコンサートは大好評でした。
一番の収穫は「私もコンサート作りに参加したい」というママ達の声が多かったことです。
ママ達のさまざまな才能が発揮される手作りコンサートをご堪能ください。

日時:12月5日(月) 11:00前後を予定
場所:未定
出演:関 恵美(ソプラノ)伊勢田 朗子(ピアノ)

★詳しくはみどり事務所までお問い合わせ下さい。