小西由希子のまちづくり通信 臨時号 2008年8月発行

鶴岡市政2期目の検証と議会改革

市民の声も聴かずにモノレール延伸計画を進めているの? 予算面でも第2次5か年計画の大幅な見直しで市民生活にも影響がでています。まちづくり交付金の活用でハコものにはお金に糸目をつけず、子ども・福祉・教育予算は削られるばかり・・・。

経費削減を求めて安易な指定管理者制度を導入するの? 条例はできたけれど、市政への市民参加は進んでいるの? 市民の目で厳しく検証していきましょう。

 議会改革では、請願・陳情者に意見表明の場を保障したり、決算・予算審査特別委員会の分科会を公開するなど、市民が市政に参加しやすい仕組みづくりを求めていきたいと思います。

 今年度中央ネットでは、以下4つのテーマを中心に調査活動をおこない、市民参加で市政への提案をおこなっていきます。皆さんもぜひご参加ください。

福祉 ・・・ 安心して暮らせるまちに

 地域福祉計画が計画倒れ?にならないよう、自助努力を期待するだけでなく、行政や社会福祉協議会が積極的に関わっていくことを求めます。

 社会全体で高齢化社会を支えようと始まった介護保険制度。財政負担を抑えるための改悪から3年目。高齢者の負担が増えたり、家族や福祉の担い手が疲弊しないよう制度の見直しが必要です。介護予防事業の普及もまだまだ。現況調査のため728日「あんしんケアセンター」を訪問してきました。よろず相談窓口として頼りにされており、各区2か所では不十分です。区保健福祉センターのワンストップサービスの充実、高齢化社会を支える社会

資源の掘り起こしやネットワーク化も求められます。今後デイサービスなどの見学も実施し、課題の検討・提案をおこなっていきます。


 
教育 ・・・ 希望を育てる教育を

現在、ゆとり教育の見直しが行われ、道徳教育・家庭教育・幼児教育の強化など改正教育基本法に沿って、千葉市では学校教育推進計画を策定中です。私たちは、子どもたちに、どのような教育を望むのか、公教育と塾・さまざまな教室など民間教育に求めるもの、実際に果たしている役割などについて、一緒に考えていきたいと思います。

☆裏面のアンケートにぜひお答えください。

 

環境 ・・・ キャップから考える

 私たちは、昨年からポートパークのクリーンアップを続けてきました。浜辺のごみからは、普段の暮らしと世界中の環境問題が垣間見えてきます。
 今年は“ペットボトルのキャップの行方”を追いかけていきたいと思います。工場見学、他の地域での現状やリサイクル業者、NPO,ボランティア活動などの聞き取りや調査によって、小さなキャップから見えてくるものは何か?皆で考え、できることから始めましょう。

Think globally, act locally


まちづくり ・・・中央区交通不便マップ」づくり

 県庁前〜青葉病院のモノレールの延伸計画は、今年も調査費用約2億円が予算化されています。モノレールが伸びると、バスの便が減ってかえって不便になるのでは?区内各所から公共施設へのバス利用の便を調査し、誰もが利用しやすいバス交通を提案します。

今春自転車駐車場も増えましたが、放置自転車問題は解消していくのか。一時駐輪の利用状況も調査し、自転車を生かす道路を提案していきます。





「政策談議」にぜひご参加を!

まちづくりを語り合い、政策提案していきます。毎月第1火曜日 午後4時〜6時 市民ネット中央事務所(きぼーる向かい側)にてどなたでも大歓迎