小規模多機能ステーション千葉中央 訪問 4月30日、中央区新田町にある「小規模多機能ステーション千葉中央」を訪問した。 株式会社ヘルシーサービスが運営し、平成15年から開いていた虹の丘デイサービスセンターを、宿泊、時間の融通性をという利用者の声を受けて、平成19年6月から、千葉市最初の小規模多機能型へと転換。デイサービス部分を取り入れて、融通の利く時間帯に。 定員(登録)25名、通所定員15名、宿泊5名で、現在21名登録、1日10名〜15名通所、訪問サービスは7名に実施(1日あたり2〜3名)。 緊急時の宿泊:5名定員、平均2〜3名利用。送迎はしなくてもよいが、現実には他のデイサービス同様実施。家族の送迎や、歩いて通所する方もいる。 だいたい半径5キロ以内だが、中には前から利用して来ていたので変わりたくないと言う方が稲毛区園生町から、浜野町、星久喜町からも来ている。70%が虹の丘デイサービスセンターから移行した方。 介護職員:ケアマネージャー1人、看護士1人(週2日)、 人員配置 フロア5名、訪問1名 日中 6名 (他に統括1人) 夜間:宿直1人(宿泊の人を見守る)、当直1人(緊急時の訪問に対応するために自宅待機) 夜中の訪問は今までに10件。 ショートステイ:実費 ホテルコスト宿泊3,000円、+食事代 2ヶ月に1回 運営推進会議(地域の民生委員なども入っている)「今後地域交流もしたい。地域のお茶のみ場にもなれると思う。」と言われた。 <課題> ・ 認知度が低い。19〜20,21年となかなか利用が増えなかった。ケアマネージャーにも 認知不足。 ・ 現在平均介護度2,54 軽い人ばかりだと経営的に苦しい、重すぎると職員に負担。 ・ 介護保険申請時に施設の紹介が何らかの形であるとよい。 ・ ケアマネージャーが変わってしまう。プラン変更。小規模はそこですべて 完結するので、ケアマネージャーが自分のところから離すことをしない。 ・ 訪問介護が一般的には、1時間半〜2時間だが、小規模では人員的にも50分程度。 訪問介護が中途半端。食事介助も家人が作ったものを暖めて食べさせる程度。 安否確認。排泄介助など。 |
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