こころの健康センターの業務について


 4月8日に、昨年10月から美浜区高浜に新しい施設がオープンした「こころの健康センター」を訪問し、所長さんと所長補佐さんから、センターのいろいろな業務についてお話を伺いました。

 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」第6条に掲げられる「精神保健福祉センター」として、千葉市では平成13年7月に開所しました。市民の心の健康の保持増進、心の健康に関する知識の普及、精神障害者の人権に配慮した、より良い精神医療の確保や社会復帰等の保健福祉の増進など、精神保健福祉活動推進のための業務を行なっています。

★こころの健康の問題は早急な対策が必要とされています。

 こころの健康センターでは精神障害者家族のつどいやうつ病体験者のつどい、講演会や講座を企画・開催しています。
(ちば市政だより4月15日号・暮らしの情報プラザ<保健・福祉>に、「こころの健康センターの相談」のお知らせが掲載されています。)
 早期予防策として、講習会が各区の保健センターで開催してされています。各区の保健福祉センター窓口での相談から、こころの健康センターに回ってくることもあります。
 
・『こころの電話』は、毎週(月)〜(金)12時〜17時、心の健康に関する専門員による電話相談を受けています。

・精神科医師による、思春期相談、アルコール・薬物依存相談、高齢者の精神的健康に関する相談など、心の健康に関する相談が、予約制で行われています。
 
 センター内はとても明るく広々としており、図書室もあり、精神保健福祉に関する図書の閲覧と貸し出しを行っています。近くにある花の美術館に遊びに来たサークルの人たちが、休憩したりお弁当を食べる場として、部屋を開放もしています。(要連絡)

★ピアカウンセラーとして、回復者がサークルで活動している。
 ※ ピア‐カウンセラー【peer counselor】 《peerは、同僚・仲間の意》同じ悩みや障害をもつ仲間の相談に乗り、悩みや障害をその人自身で克服できるように援助する人。

 ・・・センターでは、精神保健福祉士が一人で、精神病院などで経験を積んで力を発揮していますが非常勤です。医師である所長さんをはじめ、保健師・心理判定員・社会福祉士や所長補佐のみなさんが何とか業務をこなしている現状で、組織としての必要な職員は満たされていません。より細かい対応をするために、専門知識を持ったスタッフの充実が望まれます。・・・
BACK   HOME