通信No.39  ごみ問題アンケートの集計報告 2009.9 返信総数(53

1.資源ごみとして「雑紙』を集めていることを知っていますか?
    また、集めて出していますか? 
   ・
集めて出している           39
   ・知っているが、出していない  
7
   ・集めていることを知らない   
4
2.剪定枝(剪定した庭木)の処分はどうしていますか?
   
・燃えるごにで出している    34
   ・市のチップ機を利用家庭で処分  
2
3.ごみ減量の工夫
  ・生ごみは肥料にしている 6
  ・生ごみの水分をきる 
  ・マイボトル、マイ(エコ)バッグ持参 
9 
  ・無駄な買物はしない 
  ・不要な包装は断る           など

4.ごみ出しで困っている事は
  ・資源ごみの分け方がよくわからない 
4
  ・レジ袋がごみ袋として使えない   
20
  ・ごみ出しルール違反が多い     
18
 その他
  ・高齢者増加に伴う収集方法の検討
  ・レジ袋をごみ袋にできるよう工夫(
9
  ・不燃袋のサイズを大きく ・カラス対策
  ・事業者のごみが混入か
?(ビン・缶)       など

 ☆ごみ減量対策やごみ収集についての意見
 ・生ごみの有効利用・生ごみだけでも出せる日を作る
 ・ごみ収集業者のメッセージが聞きたい
 ・地域でごみ出しルールを徹底する
 ・スーパーの袋を使用したい
 ・少人数世帯では
45ℓの袋いっぱいにならない   など
 多くの意見や要望をいただきました。 

多くの方が切手を貼って返送して下さいました。
アンケートへのご協力ありがとうございました。

市民ネットが実施したごみについてのアンケート結果を受けて、市の担当課と意見交換しました。  8月27日


 
Q.雑紙の仕分け方を具体例でわかりやすく伝える必要性があると思いますが、
どのよう
に進めていますか?

A.新しいごみの分別の冊子にわかりやすく表示。出前講座では直接話ができてわかってもらえる。禁忌品を覚えるのではなく、出せるものを少しずつ出して、まず雑紙の量を増やすことを考える。今、出している人のマナーは良いが、市民全体となるとわからない。PR不足は自覚。

Q.シュレッターのごみは、資源化できませんか?

A.シュレッターごみの中身を調べたことがあったが、再資源化に適さないものがほとんどだった。

Q.剪定枝について、 市のチップ機の貸し出し状況は?

A.市全体では、平成18年度120、19年度215、20年度214
    中央・美浜、花見川・稲毛、若葉・緑 3事業所

Q.庭木を業者に処分してもらっているという方がいます。業者はどう処分していますか?

A.①工場で燃やす ②引き取る業者によってリサイクル
   新港に木くず工場もある。

Q.指定袋にした経緯は? レジ袋をごみ袋にできないかという意見が多かったのですが、そうしない理由は?
 アンケートでは、レジ袋を使えればよいのにという意見が多い 20/53
  (マイバッグを使用している方でも7/10が使えればという意見もあった。)
その理由として

ごみの量が少ない。 老人世帯では、11枚はいらない。
レジ袋には、有害ガスは出ないと書いてある。
 指定袋の中に、レジ袋が入っているのがとても多い現状がある。
(指定袋の中が見えるので)

レジ袋も指定袋も、同じごみとして燃やしている。

A.指定袋でなかった頃:袋が破れている。黒い袋だと、中身がわからずさわったら収集業者が怪我をした。指定袋は、認定制。市は業者に サイズ・色(半透明)・強度 指定するのみ。

レジ袋がごみ袋として使えない理由
:最近のレジ袋は薄い。レジ袋で出されるとごみ捨て場でばらけて、収集に時間がかかる。

 脱石油。マイバッグ運動促進。買物の度にレジ袋をもらうと、必要なごみ袋以上の物をもらってしまう。
 ごみが少量という声は聞いているので、今45ℓが主流・30ℓ・20ℓの袋があるが、もっと小さい物も今後検討。

Q.スーパー等で、マイバッグが増えて、レジ袋がどのくらい減ったか? 調査はしていますか?


A.各スーパーなどでは調べているだろうが、市では知らない。

Q.指定袋にしたことで、ごみの量の削減には変化はあったか?

A.調査なし

Q.レジ袋を有料化した自治体では、ただレジ袋を減らせただけか?ごみの量に変化はあったか?

A.調査なし。条例化し、一斉にレジ袋を有料化できればよいが、なかなか無理・・


Q.レジ袋にごみ袋として使えると明記してある自治体(市原市)を参考にして、千葉市でも実施できないか?例えば、そごうや三越などのデパートと協力して、ごみ袋として使える袋を指定できないか?

A.市原市のことは知っている。


Q.生ごみモデル事業の推進具合は?ごみ出しをしている方の意見は?出し方はむずかしい?今後の進め方、計画は? 生ごみのゆくえは?

A.現在3か所実施、今年1か所増やす予定。今やっていただいているところでは大変という声はない。

  貝殻など出していけない物もあるが、そんなに難しくない。
  川鉄で、熱エネルギーを加えてバイオガス化

Q.ビン・缶のステーション回収箱に、業者が出したと思われるものがあるという意見をいただきました。業者(酒店)・飲食業者の指導をしていますか?

A.個別に出し方が悪いところは指導に行っている。連絡してもらえば指導に行きます。

Q.ごみ収集を実際おこなっている人に、ごみの出し方、問題点など聞き取りはしていますか?

A.事業者との会議はある。

Q.落ち葉の処分は?

A.廃棄物処理法で家庭での焼却は禁止

Q.容リ プラスチック収集について、来年実施予定?

A.財政的なものもあるし、国の容リ法見直しに絡み、新制度を様子見。

直接ごみ収集に携わる方の意見を聴いたことがありますか?という市民のかたの意見に、市の担当課は聞いた事がないということなので、市民ネットとして事業者を訪問し、聞き取りと、現場で収集作業をされている方にアンケートをさせていただきました。

92日 中央区に営業所のある事業者を訪問しました。

◇ゴミを収集するときに困る事

・分別ができていない。分別は50%くらい。

・時間が守られていない。収集後に出して取り残しと連絡される。

  ・とんでもない物が混入。人糞(簡易トイレにビニール袋を敷いてそのまま捨てる)

・プラスチック(洗面器・風呂いす)・鉄くず・不燃物混入

・水切り不十分(水きりしていない魚のあら、営業も)

・薬品が入っていて、目に入った。

・毛虫がついた木の枝。焼き鳥の串などで怪我が多い。

  ・ごみが散らかっている。

◇ルール違反は取り残しとなったが、市民から苦情があるので生ごみが入っていたらもって帰るのが現状。事業系も、どこが排出したかわからないごみは持って帰っている。

市の担当課は、ルール違反だからと断固とした態度が取れていない。

◇資源物回収が始まって、可燃ごみの量は少し減った。

◇現場を交えた協議が年2回でもあるとよい。

◇現在可燃ごみになっている新聞・ダンボールをちゃんと資源としなくては減量できない。

・縛ったダンボールが資源ごみで、バラのダンボールが可燃というのはおかしい。

・指定袋に入った新聞紙は可燃ごみ。袋から出して資源ごみにすればよいのに。

・平ボディーの資源回収車では、飛んでいってしまうというなら、積み方を工夫・網掛け等

・廃品回収と同じ車にすればよい。

◇違反シールを貼るのは、業者でなく町内自治会のほうがよい。シールありますかと言っ

て来て、貼ってくれるところもある。自筆で書いてくれるところもある。

収集作業されている24名の方にアンケートをご協力いただきました。

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