子育て支援調査訪問 病児保育 2010年7月6日 17:00〜18:15 るみえ内科「ゆりかご園」 中央区長洲1−1−10 KCSビル4階 TEL:202-5511 ★病児保育の現状1(資料) 病児・病後児保育 千葉市内 7か所 中央区 1か所 病児・病後児保育も不足 朝日新聞5月29日 「孫育て」シリーズの中で 「仕事と育児の両立」の問題点は? ★ゆりかご園について 平成10年内科医院開業、11年「ゆりかご園」開設。子どもを預けている保育所長さんから、解熱のため座薬を入れて連れてくる親の現状を聞いたりしたこと、子どもの病気で仕事を休むことになってパニックを起こす母親と、2,3歳の子どもが自分の病気のために母親が仕事を休まなくてはならないことに心を痛めている様子を目の当たりにしているうちに、病児保育の必要性を強く感じて開設。経営上の不安からの周囲の反対を押し切った形だった。千葉市の補助制度開始とほぼ同時期だったが、補助なしでも開設する気でいたという院長先生の強い意欲に感動! 現在、千葉市の補助は1施設600万円、年間400人以上預かると割増。家賃は上限3か月で15万円まで。保育士1人で子ども2人をみる、保育士3人常駐、看護師常駐。市原市は1か所1千万円の補助、保育士1人でもよい。補助が手厚いそうだ。 訪問した時間には、幼児3人、小学生1人、保育士は3人でした。そのうち1人の幼児が祖父の迎えで診察を受け帰っていった。4階で明るい室内、3部屋に仕切られている。線路際なので電車を見て子供たちも親も喜ぶそうだ。保育士は工作など手づくりで子どもをあきさせない様に努力している。現在登録は月に20〜30人、多いときで50人くらいある。 「ゆりかご園」では、3人の保育士、うち1人は病児保育士。病児保育士とは、働いた実績と淑徳大学などで講義を受けて論文を出し資格を得ている。子どもは多い時は、6〜10人、少ない時でも人件費はかかるので(時給1000円、8時間以上は残業手当あり)、経営上は赤字もある。内科医院経営で補てんできるよう努力している。千葉市の女性医師の間でも病児保育の認知度が低い。経営に不安がある事業には医師はなかなか手をださない。乳幼児のデイサービスとして、精神のデイサービスの保険点数1200点(12000円)が認められるとよいが。 |
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