千葉市新港学校給食センター見学 2010.10.28(木)


 10月にオープンした美浜区新港にある学校給食センターを見学しました。BOT方式のPFI事業で、(株)千葉新港学校給食サービスによって設計・施工、15年間運営されます。(千葉市新港学校給食センターのHP参照)施設の供給能力は10,000食/日(現在は8500食提供)、市内の20校に提供されます。 
 吹き抜けの高い天井の調理室や洗浄室を取り囲むように、2階に見学コースが設けられ、ガラス越しに作業の様子が見られます。見学や学校の給食試食会なども随時対応しているそうです。調理室内は25℃以下、湿度80%以下に設定され、大量調理のための都市ガスを熱源とし蒸気システムによる清潔な厨房が見渡されます。
 食材については、市内3センターの所長、保健体育課職員も参加した見積もり検討会を開き、価格・味・形・作業性などを考慮して検討している。なるべく国内産の食材を使用、野菜は、まず市内次に県内や市外の物を使用している。野菜の29%〜34%は市内産だそうです。
 給食の残り物は、学級別・学校別に把握、多い時は20%以上ある。ご飯の炊き方、学校行事で時間がないとか、学校別に変化があれば分析・検討して献立作成に活かしている。残り物→脱水→冷蔵→メタン発酵→電気へと環境にも配慮されています。
 
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